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つみたてNISAの注意点

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つみたてNISAを始めるか迷ってるけど「投資って何となく怖い」「大損したらどうしよう」「リスクもあるんでしょ?」と思って躊躇している方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
実際,投資ですので,元本割れを起こして損をする可能性もあります。しかし,そうならないように注意していれば,リスクを下げることができます。
今回は,つみたてNISAをやるときに注意すべき点についてまとめてみました。

 

つみたてNISAの注意点

①10年以内に使用予定がないお金を積み立てる

つみたてNISAは投資なので,突然額が下がってしまうこともあります。そのとき,どうしてもお金が必要な状況だと,損になることを承知で売却しなければなりません。一方で,10年以上先まで使う予定のない余剰資金を投資にあてていれば,静観して額が上がるまで待つことができます。ですので,つみたてNISAをするときは,10年以内に使用する予定がないお金だけを積み立てるのがポイントです。
まず,いざという時のための貯金を貯めましょう。人によって考え方に違いはありますが,一般的に最低3ヵ月分の生活防衛資金があれば、失業したりしても対応できると言われています。たとえば,1ヵ月の生活費が20万円の場合は,20万円×3ヵ月=60万円の貯金があることが前提となります。 
3ヵ月分の生活防衛資金が貯まったら,今後10年間で必要になる大きな出費を洗い出しましょう。たとえば,車の買い換え,住宅購入の頭金,子どもの入学金などです。それらを差し引いてもまだお金が余るようなら,その分をつみたてNISAにまわしましょう。

 

②最低5年は続ける

つみたてNISAは,継続期間が長いほど,複利の力で増えていきます。10年続ければ,損がでることはほとんどありません。逆に,最初の数年間は,複利の効果があまり見込めないので,マイナスになってしまうことも多いです。ですので,つみたてNISAは,最低5年間は継続することがポイントです。

 

③暴落しても絶対に売らない

暴落して,マイナスになっているときに売ってはダメです。特に最初の数年間はマイナスになることも多いのですが,そのときに焦って売ってはダメです。暴落しているときは,その分,たくさん購入できるということなので,むしろチャンスです。暴落時にいつも通りコツコツ積み立てることで,大きな利益につながります。また,景気は上がったり下がったりを繰り返すものなので,気長に待っていれば,必ず上がります。だから①10年以内に使用する予定がないお金だけを積み立てることが大切なのです。直近で使用するお金を積み立ててしまったら,いざお金が必要なときに株価が暴落した場合,損するとしても売却せざるを得なくなってしまうので。

 

まとめ

以上がつみたてNISAの注意点です。これからつみたてNISAを始める方は,始める前に①ができるかどうか確認しましょう。すでに始めている方は,②と③に注意してください。
まとめてみて,結局「放置するのがよい」ということだなと思いました。しばらく存在を忘れているくらいがいいのでしょう。そうすれば,額がマイナスになって焦って売ってしまうこともなさそうですし。また,放置できるところこそがつみたてNISAのメリットなのです。一般的な個別株投資やデイトレードなどは,日々の株価をチェックしなければならず,タイムリーに売り買いする必要があるので,本業がある方には向かない投資法なのです。つみたてNISAで本業を大切にしながら,のんびり投資ライフを楽しみましょー!